連休もなく工事が進む木造幼稚園。日が暮れる時間がグッと早くなりましたが、暗くなっても残業をしながら現場は進んでいます。休みなく作業に向かう仕事師の皆に感謝すると共に、近隣の方々のご理解・ご協力があり何とか工事が進んでいます。
(写真は11月の建て方中)
屋根仕舞と外壁の耐力壁の施工目処がつきました。RC部分と木造部の取り合いも納まり、まずは一安心。住宅に比べ建物規模が大きく、中規模+RC・木造の混構造で私にとっては難易度:高めの現場。
20代の頃に神戸支店で担当した「広陵町のいえ・御影のいえ・浜中町のいえ」でのRC・木造の経験を思い出しながら、トラを振り、墨を出して来ました。
分からないことがあれば「こんなとき恩師のヨシクニさんならどうするだろうか?」と自分の中で生き続ける師匠に問いかけ、それでも分からなければ、関東の社寺メンバー・サカイさん・スズキさん、アカデミーのトミタ先生に、職人衆も含め、ここでは書ききれないほど本当に沢山の人に助けて貰いながら進めています。
懐かしい作業をしていると、我武者羅に現場に向かっていた20代の頃の出来事が、ふと蘇る場面があり、その時の気持ちが戻ってきます。経験が少ないながらも気持ちと責任感だけは一人前に張り切っていた当時(笑)
建築経験の無さからくる不安と責任感が入り乱れ、すぐに感情的になる私に「そんなカリカリするとハゲまっせ」と言い放って、ケタケタと笑っていたヨシクニさんの顔が思い浮かびます。
土木に携わっていた頃の恩師も含め、今も自分の中に生きる恩師も一緒にプロジェクトを進めます。
加子母っ子 中島 創造
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