現在家造りのご相談を受けている新しいお宅で、
以前紹介した家造りと同じくスケッチアップを使ってプランニングに入る前の日照シミュレーションをしてみました。
建築予定地において、冬場に隣接する敷地から受ける影の入り具合を確かめました。一年を通して月の平均気温が一番低い1月をセレクトして、朝8時・10時・12時・14時・16時と2時間おきの日の当たり具合を知る事が出来ます。
10時から14時までの4時間に日照を確保可能な場所に建物を配置及び、開口部の配置をする事で、かなり有効な日射取得が出来そう。夏場は気象庁のデータからこの地域の季節風と、ヒアリングからの地域風を取り込む考慮するだけで、快適性は随分と違うものになります。
あとは隣接する建物の窓や玄関などの開口部にも配慮しながら、住まい手さんの暮らしにあった基本プランを考えていく事になります。私の担当している物件でなく、サポートしている中でスケッチアップで敷地条件を描いていたのですが、思わず私も設計したくなってしまいました笑。
加子母っ子 中島 創造