木造三階建学校の燃焼実験で
お世話になった恩師にお誘い頂き、4月29・30日に福島県の南会津町へ、原木丸太を買い付けに行って来ました。午後1時半に新木場を出発して、夕方5時前に
オグラ製材さんへ到着。まずは丸太が並ぶ土場で材料を見学。
針葉樹・広葉樹ともに沢山の材種の丸太を取り扱うオグラ製材さん。その中でも国産の広葉樹を観て廻る。3月に開帳した
木材基金(500円貯金)が予算上限の為、ダイニングテーブルや創り付けカウンターを製作する想定で、長さは2m材に絞る。

次に
昨年購入した栗材の時と同じように、「めのつまり」「末口・元口(木の先・根本)の割れの位置・方向および、芯の位置」「樹皮の薄さ(薄いほうが良い)」と最後に「フィーリング(木材を取り扱う多くの人が言います)」があり、それらを加味して材料を吟味。

今回はこちらの青森県産の山桜、長さ2.2m、末口径φ46を購入を検討。気になる存在に巡り合えた気がして、少し興奮しながら土場を後に。お次はウッドバンク(木の貯蔵場所)と呼ばれる、木材乾燥小屋を見学。

オグラ製材さんで丸太の買い付け・製材をした材料を、こちらで保管して貰えるシステムになっていて、全国各地の木造建築家が沢山の材料をストックしていました。
一通りの見学を終え、すぐそばにある宿泊地の
湯ノ花温泉へ。この温泉地域は3~5名程入るといっぱいになる小さな公衆温泉が点在する温泉街で、歩いて色々な温泉を廻る事が出来ます。

到着後は何はともあれ温泉でひとっ風呂浴びに弘法の湯へ。(写真は翌朝撮影した石湯)
温泉にゆっくりと浸かりさっぱりしたら、宿泊する民宿「北の家」で夕食。

春を知らせる山の幸をおひたし・漬物・天ぷら、イワナの刺身・塩焼きをあてに、イワナの骨酒を味わう贅沢な晩餐。よく食べ、よく語り、よく笑い、よく飲んで楽しい時間を過ごしました。



締めはこの地域で育てている蕎麦を使って、旅館の女将さんが打ってくれた十割蕎麦。蕎麦の薫り、喉越しともに最高。思わず唸る旨さ。
人口2000人のこの地域は、食べ物や気候風土が加子母(かしも)と似ており、この地域で暮らす女将さんの話は共感する部分が多く、嬉しくなると共に励まされました。
丸太材の買い付けがご縁で、頑張る山村地域を観て触れる事が出来、大変充実した一日。翌日のサクラ材の製材は次回につづく・・・。
加子母っ子 中島 創造