2週間前になりますが、仕事で加子母(かしも)へ行くのを利用して(製材の機会をを利用して加子母へかも)昨年購入していた、栗の製材ワークショップをしてきました。
芝ヵ瀬食堂での腹ごしらえ終え、昼一番にいつもお世話になっている杣工房(早川泰輔事務所)さんへ。事前に私が考えていた製材イメージ(写真:右奥)をもとに、製材の基本を教わりました。

スケッチ(写真:左手前)を交えての説明を聴きいていると、森林文化アカデミー在学中に
杉材の製材実習を思い出しました。大きく分けて2つある製材方法。一つは丸太の芯と平行に挽く「だら挽き」。もう一つは丸太の細りや曲りに合わせる「片寄せ」と呼ばれるもの。
今回は2本ともを「だら挽き」で挽くことに。方向性を決め製材を行う桂川木工所さんに移動。末口径43㎝と54㎝の栗の丸太。木皮の状態から、伐採されてから3~4年程と推測。

丸太を製材機へどういう向きに設置するかで、刃の入る角度が決まるため、丸太の曲り、くせ、割れ方向・位置を確認しながら、製材後の木肌をイメージして、慎重に設置位置を決定。赤いレーザーの位置に刃が当たります。



2本の丸太どちらとも厚50㎜で挽いてみる。私の携わる家造りで使うことが事が多い、ひのき・すぎよりもクセが強い栗材。材によっては製材すると同時に材が曲がってしまうこともあるのですが、結果はそういった事もなく木肌も綺麗なものが多かった。ビギナーズラックを体験。
栗材は灰汁が強い為、製材後は高圧洗浄しながらデッキブラシでアク流し。こうすることで材自体が持っているアクが抜け易くなるとのこと。デッキブラシを持つ手にも、自然と力が入ります。


洗いを終えた後でも、材料から滴る水で、しっかりとアクが出ているのが分かります。製材を終え、丸太から厚板材に姿を変えた材料は加子母(かしも)へ移動。
天然乾燥を経て、建築資材として利用が出来るようになる2~3年後が楽しみ。今後、加子母に帰る際に感想具合を確認する楽しみも増えました。
昨年の材料購入から今回の製材ワークショップと、貴重な体験をさせてくれた杣工房のタイスケさん、ツジちゃん有難うございました。
加子母っ子 中島 創造