3月末に実務に復帰してから、現場に常駐で施工管理しながら施工・加工図に追われる日々を送っています。常時20人近い職人さんが作業を行い、工程を睨みながら(追われながら?)工事が進んでいくしびれるような毎日。
やっている事は
木造建築スタジオの
自力建設プロジェクトで、納まりを考えながら図面を作成していた時と同じですが、ずっと規模が大きくその分手配する材料の数量も多くなります。
当然その責任は大きくなるのですが、何より嬉しいのは「図面→拾い出し→発注→現場打ち合わせ→施工管理」という作業で仕事が進んで行く事。
自力建設では文字通り「自分で力で建設する」ため、何よりも施工が大変(それにも関わらず、凝った納まりを提案してゴメン10期生のみんな)。
今は図面と材料を観ながら、現場で打ち合わせを行い、最後に「それでは宜しくお願いします」と言えば、プロの手で精度良く物造りが進んでいきます(勿論施工中及び完成後の確認は必要ですが)。
スタジオで学ぶ仲間が協力して、アカデミーの学生をはじめとする沢山の人と協力しながら、設計から施工までを徹底的に体験できる自力建設。
私たち10期生の
「あらかしのだんだん」が竣工して一年が経ちました。失った物もありますが、振り返ってみると本当に有意義な学生生活だったと改めて実感。
自力だけではなく、実務を基にした取り組みが多く、既存住宅の詳細調査の方法や住まい手さんへの報告手法から、実際に新築・改修プロジェクトの設計にも携わる事も出来ます。
建築を学ぶ学生、建築に興味のある学生から、実務に携わっている方も含めて、本気で木造建築を学びたい志のある方は
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加子母っ子 中島 創造
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木造建築10期生として温熱環境を学びました
「Forward to 1985 energy life」を推進しています!!