半年ぶりに上海へ来ています。2018夏に組み立てを行った「青山サニーヒルズ」&「太宰府天満宮スターバックス」原寸モックアップの解体をして来ました。
6~7割まで回復しつつあるギックリ腰&首の再発に怯えつつ...3月3日の夜に羽田を出発して3時間半のフライト。空港から高速バスに揺られ、夜中に上海ホテルへチェックイン。翌朝からは無事に解体工事へ。大盛況につき期間延長され、延べ6万人を超える来場があった隈研吾展 in 上海。
サニーヒルズの解体を終え、スターバックスに取り掛かる一同。部材が縦方向に並ぶことで、どちらかといえば解体の難易度が高いサニーヒルズに比べ、上部の部材から順番にバラシテ行けるこちら。バラシタ部材はひとまず一本ずつにして、部材の番付(加工種類)が分かるように。
バラシ~部材並べを4回繰り返し解体完了。並べていた部材を、番付ごとに並べ替えたら最後に綺麗な雑巾で一本一本の部材を水拭き。
スターバックス部材が収納された段ボール群。
各段ボールのピンク部分には、収納されている部材詳細が記されていて、スターバックス:13パターン・58部材、サニーヒルズ:10パターン・54部材にまで別れる部材一つ一つが、何処の段ボールに収納されているかが分かり易くなっています。
次回の組み立ての胆になるのが、部材の整理整頓&収納の見える化。
今回も予定通りにプロジェクトを終えることが出来ました。今のところギックリ腰も再発することなく、ホッとひといき。
隈研吾事務所のスタッフさんはじめ上海でお世話になった方々、日本で仕事をお待ちいただいている住まい手さん&プロジェクトでお世話になっている協力業者の皆さん、本当にありがとうございました。
【隈研吾的材料研究室:組み立ての様子】
加子母っ子 中島 創造
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