基礎工事が進む中、3月上旬には木材検査で加子母(かしも)ツアーに行って来ました。成増のいえで使用する構造材(土台・柱・梁桁)に、小屋組みと呼ばれる(束・登り梁)等に加え屋根材含めた木材を、加工前に実際に観て確認頂きます。 設計時に意匠設計と共に行われる構造計算(設計)。その中で建物が地震・風・雪などに耐えうる構造耐力を確保しているかを確認します。構造計算をもとに、家造りを行う際には、材料が強度を満たしているかを測定します。実際に材料のヤング係数(粘り強さ)も測ってみました。
木材の確認と共に工場施設も見学して最後は、使用する木材の前で記念撮影。大黒柱も含め化粧として見えてくる桧の柱には、綺麗な材料が揃いました。加工を終え現場にて建て方がはじまるのが楽しみ。
1泊2日で行われる木材検査では、地域の食べ物も存分に楽しんで頂きます。お昼には天照庵(てんしょうあん)のざる蕎麦からはじまり、夜は鶏(ケイ)ちゃんを腹いっぱい食べたら、ゆっくりと温泉に浸かって長旅の疲れを癒やしました。翌日は東海地区の朝の名物モーニングを味わい、お昼間はソウルフード朴葉寿司までしっかりと堪能。
地域の芝居小屋:加子母明治とお隣付知町の熊谷守一記念館を廻り、最後は苗木城跡にも脚を伸ばして帰宅の途へ。今回もご案内する私自身も(が?)思う存分楽しんだ木材検査になりました。
加工を終えた木材が現場に届き、来週からは建て方が始まる成増のいえ。
家造りの楽しみは続きます!
成増のいえ構造見学会のお知らせ
4月29日に構造見学会を開催します。
加子母っ子 中島 創造
~家造りに取り組む仲間やインターン生を募集中~
引き続き応募しています