2月17日(金)は(墨田区)曳舟の家の建て方のお手伝いに行って来ました。前日までの土台敷き・建て方初日に引き続き、お天気にも恵まれ建て方日和。養生シートを剥がすと屋根の登り梁の構造体がお目見え。登り梁の上にはJパネルを伏せて、耐力釘(CN90)を定められたピッチ(@150)で施工する事により、屋根面にも構造耐力を持たせています。壁面だけでなく2階床・屋根にも水平構面を持たせている曳舟の家。長期優良住宅認定も取得して耐震等級2。敷地の建物前に山積みされているのは、屋根用の断熱材。パーフェクトバリア(シロ)に付加断熱でフェノバボード(ぴんく)を使用しており、省エネ等級4。快適性を左右する躯体性能・温熱環境から、設計時のコンセプトや通風・日射シミュレーション等の設計でのこだわりは今後ブログまとめます。
Jパネルを貼り終え、空間のイメージがしやすくなった室内。生活の中心となるリビング・ダイニングの吹き抜け。斜めに掛かっているのは、仮筋交といって建物の垂直を確保する為に、一時的に固定する為のもの。個人的には組み上がったばかりの構造体のみの状態が一番好きなので、工事が進んで行くのが勿体ない(笑)
墨田区の準防火地域(新たな防火規制の区域)にあたる曳舟の家。もえしろ設計を採用することで、火災時にも構造耐力を確保すると共に、この地域においても室内で木を感じることが可能になっています。
沢山のご来場をお待ちしております。
加子母っ子 中島 創造
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