(協)東濃ひのきの家で床板・木枠などの材料をつくる造作工場には、妖怪ポストがあります。「ゲゲゲの鬼太郎」で登場するこのポストは、妖怪絡みで困ったことがあった時に、人間が鬼太郎に送るSOSの手紙が届きます。造作工場の玄関横にあるこのポスト。屋根はかしも明治座と同じく栗の剥板(へぎいた)が使われ、経年変化でなかなか味がある佇まい。
今年の正月は妖怪ポストにお年玉を入れてきました。中身は南会津のオグラ製材さんで購入した契(ちぎり)。これを木材のヒビ割れ部分や今後ヒビ割れが予想される部分に埋め込むことで、材が割れるのを防ぎます。「契を交わす」という言葉があるように、2つに別れてしまわないようにする部材。
意匠性もよく私もお気に入りの一品。樹種の色と大きさがデザインの大切なポイントになるので、私の好みの大きさ・色合いの物を購入。TOKYOSTYLEで保管するも、そのまま長らく眠っていました。やっとこさ配達することが出来ました。今後の東京支店の物件で使っていくのが楽しみ。
加子母っ子 中島 創造
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