先日の
カフェ・雑貨巡り@鎌倉で購入した松の小皿。食器というよりは、コーヒーやお茶と一緒に出す一品を置いて使うような用途をイメージしていたこのお皿。このまま使うのも良いのですが、使い勝手を考え荏油(えあぶら)で塗装しました
小さく何度も彫り込んだ跡がアクセントになって、私の心を揺さぶった2枚。荏油(えあぶら)は荏胡麻油(えごまあぶら)とも呼ばれ、シソ科の植物である荏胡麻から抽出される油で、日本では東北・北陸地方などの涼しいとされる地域で栽培されています。
塗装と聞くと難しそうに思われがちですが、今回は簡単。布に荏油を染み込ませ拭いていくだけ。塗った所は色が変わるので、それを確認しながら塗り残しなくすればOK。最後に乾いた布で余分な油を拭き取って、4~5日乾かせば完成。
塗装する事で、しっとりと落ち着いた質感になり、水滲みが出来にくくなり耐久性も増します。作業準備から塗り終わるまで10~15分程度で終了。手軽な作業で、食器に対する愛着がぐっと増す。塗料もそれほど高くなく購入できるのでお勧めです。
加子母っ子 中島 創造