梅雨明け後もはっきりしない天候が続いていた東京。天気予報もはっきりせず、江東区のピンポイント予報も、3時間あればすっかりと変わってしまい、翌朝の天候が読めない日々。
雨の日にカッパを着てMTBに跨るほどの気合はなく、ここの所はさぼり気味だったMTB通勤。天候が安定した月曜日からMTB通勤の再開。いつもながら一番眺めの良い荒川河口橋の上から撮影。身体が慣れてきたのか、心臓破りの坂で風景を楽しむ余裕も出てきました。
以前は出勤後、身体の怠さが爽快感を上回っていましたが、最近では身体の怠さと爽快感がイコールになって来ました。今回は続きそうな予感のMTB通勤。
理由は少し前に購入していたキャットアイのメーターにあるように思います。走行時間・走行距離・走行速度に、最高時速・平均時速・消費カロリーなどが表示され、それを観ながら自分のペースが日ごとに良くなっていくのを実感しながらペダルを漕いでいます。
写真メーターの上段が走行速度、下段がAV(アベレージ):平均速度18.1km/h。平地では時速23~25km、坂道では時速12~15km。これを通勤路でならすと時速18km前後。乗る回数が増えると、0.1kmづつ増えていき、風の強い日には少しゆっくりに。
登りが大変な荒川河口橋も、登り切ってからの下りでは、これで転んだら結構な怪我をすると感じるスピードで37~39km。ブラジルワールドカップのオランダ代表で活躍した、ロッペン選手はボールを持った状態で37km。実際に体感する事で、どれだけ凄いかを身をもって感じる。
メーターがなく出発から到着までの時間を図り、ただ黙々とペダルを漕ぐのに比べると、MTBに乗る事を楽しめています。自分自身が簡単に数字(数値)に触れる事で、物事に対する興味が増すというのは、私が身の廻りの温度変化について測定した時に感じた楽しさに似ています。
自分が体験したこれらの楽しさをどう伝えていくかと、MTB通勤をいかに続けていくかは、私にとって生涯のライフワークになりそうです。
加子母っ子 中島 創造