名古屋で過ごした今年のお盆。昨年の夏に
森林文化アカデミーの生徒として携わった
「だがねランド」を覘いて来ました。
だがねランドとは都市センターのビル1フロアーに、1ヵ月間限定で「こどもたちのまち だがねランド」を建設。子供たちが中心となって、街並みの設計、創作、運営、解体までを行う、子供参加型のプログラム。
昨年
「だがね図書館の建設」に携わりながらも、街を運営する所を観た事がなかったのと、昨年お世話になっただがねオールスターズ(運営スタッフ)に会えるのも楽しみな今回のだがね訪問。
年々少しづつ改良が重ねられ、より町としての施設や仕組みが充実していくだがねランド。役所や警察などの公共施設は勿論の事、新聞屋さんをはじめ、物を売るお店、共通硬貨「だがね」を管理する銀行まであります。
良く出来た町なのですが、町並み全景が分かる写真がないのが残念(泣)
更に楽しみにしていたのが2012年の目玉のひとつ「だがね博物館」。今年はスタジオ11期生+KO原先生が、オールスターズのメンバーとして参加。
今年は建物の外観に至るまで、参加した子供達によって設計。建物を依頼する施主からの要望も取り入れつつ、カッコいい建物に仕上がっていました。
内部にはこれまでの「だがね」の歴史が分かる資料が並び、歴代のだがねTシャツも並びます。私が昨年着た懐かしいシャツも並び洒落た演出。
この子供参加型学習プログラムが2011年の建築学会賞や、その他色々な賞を受賞されたとの事。携わった一人として、この上なく嬉しい吉報でした。
午後からの開園の為、残念ながら子供達が運営する町の姿は観れませんでしたが、スタッフの方とも再会でき、嬉し楽しい時間を過ごす事が出来ました。
加子母っ子 中島 創造